窪みに有る主閲覧室
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閲覧室内にレベル差を設ける手法を、アアルトはViipuriの図書館以来、随所に用いて居ます。下のレベルでは窪みに沈んだ落ち着いた読書スペースが、上のレベルでは視線の広がりが得られ、それぞれに快適な空間が生み出されています。
1935/Viipuri の図書館/Russia
1953/Jyvaskyla 教育大図書館/Finland
1954/Helsinkiの厚生年金会館図書室/Finland
1959/カレ邸の書斎/France
1963/Wolfsburgの文化センター/Germany
1965/Seinajokiの図書館/Finland
1968/Rovaniemiの図書館/Finland
1968/Reykjavik のノルディックハウス(スカンディナヴィア館)/Iceland
1970/Mt Angel Benedictin Collegeの図書館/U.S.A.
などアアルトの図書館には数多く見受けられます。