近況報告:2004.07.31 見学 初めてのBLOG テストテストテストテスト
Library Viipuri 04-20-19.JPG
1927年のコンペ当選案から4案目が実施され1935年に竣工。
第2次大戦後ヴィープリ市はソ連領となり、情報がほとんど入らぬ状況が続いて居ました。ソ連崩壊後は日本からの見学者も増えたとは言え、「建物の痛みが激しく悲惨な状況は見るに忍びない」との感想を漏らされる方が数多く居られました。ヴィープリの図書館はパイミオのサナトリウム1928〜33とほぼ同時期にアアルトがインターナショナルスタイルを取り入れて二つのコンペを勝ち取り、国際的な評価を受けた記念碑的な建物と言うことが出来ます。
と同時に、その後のアアルトの作品にしばしば用いられるデザインモチーフをあちこちに見ることが出来る大変興味深い作品と言えます。
アアルトによるこの図書館の詳細については、下記の素晴らしい講演記録を参照されると良いでしょう。
講演
アルヴァー・アールト:ヴィープリ図書館
エサ・ラークソネン
ヘルシンキ工科大学 教授, アルバー・アールト アカデミー ディレクター
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